時を超えて走る
155年前のある冬の日。一群の侍たちがある使命をおびて厳寒の阿蘇をこえ長崎までわたりました。勝海舟率いる坂本龍馬ら19名です。
2019年彼らのたどった道を自転車、ラン、カヤックでリレーする、歴史と地理感覚の横溢する23時間の旅。〜Geohistrical relay.
155年前と変わらぬ夜の石畳をひた走り、揺れる森の木々を抜けて壮大なカルデラ、草原地帯を駆け抜け、朝日を背に受けて海へ向かう。
そして再び陸路を歴史の地、長崎出島へ。
復興への祈り、大自然への感謝とともに走り抜ける250kmはドラマに満ちています。闇から光、風、波を経てたどりつくその先に何が見えるのか?
夜の向こう側へ、時を超えて走るTRANS Kyushu RELAY2019のメッセンジャーたち。
どうか応援お見守りくださいませ!
前言〜
「僕は自分たちの仕事をクリエイティブな仕事というよりもリレーのように考えています。僕らは子供の時に誰かからバトンを貰ったんです。そのバトンをそのまま渡すんじゃなくて自分の体の中を通してそれを次の子ども達にわたすんだという。」(宮崎駿)
趣旨〜いくつかの意義~
- 本年でartplex17周年をむかえるにあたり記念事業の一環として企画。
- また発生から3年数か月経過した時点でともすれば風化しがちな熊本/大分地震からの復旧/復興のためのひとつの契機として熊本中心市街地から九州全体に対するメッセージ性の高い連携の表現としたい。
設定された250kmに及ぶコースは「別府島原地溝帯」という前回の地震とも関係の深い地帯であり地鎮の祈りを込めたリレーでもあります。 - 政奉還から152年、その前夜江戸時代末期に幕府の命をおびて九州を訪れた勝海舟と坂本龍馬の一行の足跡をたどるリレーを実施。
- 普段体感として意識することのない九州という島の地理的感覚を人力による移動でときを経て再認識する。
- コンセプトとしては人力による歴史と地理、スポーツがクロスする体験共有型表現=GEOHISTRICAL TOUR。
単なる鉄人レースとも違う表現行為としてのアクティビティーと定義します。
具体的方法〜
大分佐賀関→阿蘇→熊本→有明海→長崎県/出島まで3県をランのチーム/ロードサイクルのチーム/カヤックのチームでつなぐ。タスキの代わりに密書を用意。
ルートは基本的に史実にもとづき勝海舟坂本龍馬がたどった旧道、宿泊地を経由する。
期日:2019年:11月2日(土)〜3日(日)
ナビチームA、とハイエース2台に自転車、夜間走行チーム「夜猿」を大分佐賀関港へ移動
開始
Aは塩屋へカヤック隊「波魚(スナメリの塩屋地区での別称)」を搬送→その後島原上陸地点を確保スタンバイ
島原上陸
(夜猿昼猿混合チームプラスα)
(出島のゴール地点確保は陸上を塩屋までいったBナビチームが長崎市内へ先回りし受け入れ他をスタンバイする)
全チーム合流 そのまま密書の公開セレモニー
工程250km24時間の設定。
TRANS KYUSHU RELAY協賛企業
- 恵比寿物産 株式会社
- 株式会社 パスート24
- 税理士法人近代経営
- 株式会社 肥後銀行
- 株式会社 熊本リビング新聞社
- 西部ガス 株式会社
- 株式会社 寺本酒販
- 株式会社 うしじま酒店
- 株式会社 三菱UFJ銀行
- 株式会社 旭振興
- 株式会社 リョウナン施設
- 株式会社 サンナナ
- 株式会社 紅蘭亭